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2周年+副会長就任に当たって

2016年04月01日 [弁護士業務]


 徳田です。

 随分と更新をサボってしまいましたが、本日、当事務所は開設から2周年を迎えました。
 「まだ2年か」と思えるほど濃密な時間を過ごすことができているのも、皆様のご支援の賜と感謝しております。
 今年度も、弁護士3名と秘書2名、昨年度と変わらないメンバーで、適度な緊張感と適度な息抜きのバランスを保ちながら、今の事務所の雰囲気(個人的にとても気に入っています)を崩さないように業務に励んで参りたいと思います。
 今後ともご指導ご鞭撻のほどお願いいたします。

 あと、本日より香川県弁護士会の副会長に就任いたしました。平成21年度以来、7年ぶり2度目の登板、という形になります。
 本来の弁護士業務の傍ら、弁護士会の執行部としての職責も果たすというのはなかなか大変です。時間的にも結構な部分を割くことにもなりますし、ボランティア的な側面も否めず、進んでやろう、という方が少ないのも理解できます。

 戦前は、弁護士は司法大臣の監督権に服していました。しかし、弁護士は、いわゆる権力と相対立することが多くあります。弁護士が、その使命である人権擁護と社会正義を実現するためには、いかなる権力にも屈することなく、自由独立でなければなりません。
 そのため、戦後の司法民主化の一環として、弁護士法により弁護士自治というものが認められました。権力から独立し、自治による職業集団としての弁護士会を構成し、弁護士は、各地の弁護士会に加入することが義務づけられています。弁護士を指導監督できるのは弁護士(会)だけ、という考え方に基づくものです。
 このような弁護士自治を全うするには、やはりその構成員の誰かが、自治を執行する立場に立たなければなりません。やりたくない、誰もやらない、というのでは、戦前に逆戻りです。
 
 もっとも、このような弁護士自治は、弁護士に対する信頼によって成り立っているものです。昨今、弁護士による不祥事報道が目立つようになり、国民の皆様の弁護士に対する信頼に疑問符が付いているのも承知しています。
 香川県のような小規模会では、会員数もさほど多くないため、会員同士の交流も盛んで、見知った関係であるからこその利点も多くあります。しかし、このような立場に立った以上、今こそ襟を正して、馴れ合いのようなことにならないように注意しなければと思っています。

 もうひとつ、若手弁護士へのサポートも弁護士会全体で考えていかなければならない問題だろうと思っています。
 従前、新人弁護士は既存の法律事務所に勤務し、何年か修行して弁護士としての基礎を学んだ上で独立開業する、というのが普通でした。しかし、司法制度改革によって弁護士数が増え、最初から独立開業する弁護士も増えてきました。香川県も例外ではありません。
 そうなると、先輩弁護士から指導を受ける機会がどうしても乏しくなってしまします。何をどうしていいか分からないまま、なかなか先輩弁護士に相談もできず、トラブルに繋がる、というリスクは、以前に比べて大きくなっているかもしれません。
 チューター制度を設けている業務分野もありますが、まだまだ一部の分野に留まっています。
 これからを担っていく若手の悩みの多い・元気のない業界の未来は暗いと思います。この問題は、会員の皆様の協力も仰ぎながら、会として取り組んでいかなければならないと考えています。

 考えていることはまだまだあるのですが、これ以上はますます弁護士会の内輪ネタになってしまうので、このあたりにしたいと思います。

 以上のような形で、新たな責任も伴った新たな年度が始まりました。
 昨年度の会長・副会長の皆様が非常に優秀な方々だったものですから、後任としては着任早々プレッシャーの日々ですが、これまでお世話になった会へ恩返しのつもりで、1年間、精一杯職責を果たして参りたいと思います。

 依頼者の皆様には、これまで以上にご迷惑をお掛けすることが多くなってしまうかと思いますが、何卒ご容赦下さいますようお願いいたします。

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